はんこの基本

実印

<印鑑登録をする場合の条件>

印鑑を登録する際の条件は、以下のとおりとなります。

①フルネーム、または姓、名のいずれか、および姓と名の一部を組み合わせたものであること。
②印影が直径8mm~25mmのサイズの正方形に収まるものであること。
③印材は、ゴム印など変形しやすいものではないこと。(象牙、水牛の角、木などの硬い素材であること)
※ 尚、上記に示した基準は、一般的に役所で用いられている基準ですが、役所によって異なる場合もありますので、詳細につきましてはご登録なさる役所へご確認下さい。
※ 既成品(三文判)では、”よく似た印鑑”が数多く存在するため、印鑑登録はできません。

 

一般的には?

<男    性>

男性の方の場合は、フルネームでお作りになることが圧倒的に多く、そのサイズは直径
15mm~18mm程度のものが一般的です。

<女性(未婚)>

未婚の女性の方は、結婚により姓が変わる可能性がありますので、名だけでお作りになる
場合が多く、サイズは12mm~15mmの範囲が一般的です。

<女性(既婚)>

既婚の女性の方は、フルネームでも、姓だけ、名だけでもいずれでも大丈夫だと思います。
そのサイズは、旦那様と同じサイズか、少し小さめが良いでしょう

 

銀行印

<銀行印の条件>

銀行によって大きさなどの面で規定がありますので、確認をなさってみて下さい。ただ、9mm~15mmくらいまでであれば、ほとんどの銀行で問題なくお使いになれると思います。
また、彫刻する文字については、実印と同じように「姓、名のいずれか、および姓と名の一部を組み合わせたもの」で大丈夫なはずです。法人名・団体名についても略したものでも大丈夫な場合があります。
※ 詳細につきましては、各金融機関へご確認下さい。

 

一般的には?

<個人様>

お客様によって様々ですが、10.5mm~15mmくらいが一般的です。

<法人様>

これもお客様によって様々ですが、12mm~15mmくらいが一般的です。

<未婚の女性>

未婚の女性の方は、結婚により姓が変わる可能性がありますので、名だけでお作りになる
場合が多く、サイズは10.5mm~12mmの範囲が一般的です。

 

 

認印

<認印の条件>

特に明確な基準はなく、既製品(三文判)などでも構いません。また、シャチハタタイプの浸透印でも大丈夫な場合があります。

 

一般的には?

オーダーメイドでお作りする場合でも姓だけの場合が多く、そのサイズは、9mm~12mmくらいが一般的です。

 

印鑑サイズ一覧

書体一覧

楷書体(カイショ) : 現代の漢字の基本となっている書体です。
行書体(ギョウショ) : 楷書を若干崩し、筆の流れが見て取れる書体です。
草書体(ソウショ) : 行書をさらに崩し、流れるような筆の運びを楽しめる書体です。
隷書体(レイショ) : 秦の時代につくられた実用書体。篆書体を簡略化し直線的にしたもので、非常に読みやい書体です。
古印体(コイン) : 筆のニジミ、切れを特徴とした日本独自の「大和古印」の流れを継いだ書体です。
篆書(テンショ) : 象形文字から発展してできた最古の漢字。流麗で独特の風格のある書体です。
印相(インソウ) : 篆書体をさらにデザイン化した書体で、重厚な風格を持つ書体です。

 

男性実印 フルネームでお作りになることが圧倒的に多いですが、姓のみでも大丈夫です。サイズは直径15mm~18mm程度のものが一般的です。
女性実印 既婚の場合フルネームでも、姓だけ、名だけでもいずれでも大丈夫です。未婚の女性の方は、結婚により姓が変わる可能性がありますので、名だけでお作りになる場合が多いです。サイズは直径12mm~15mmの範囲が一般的です。
銀行印 男女ともに姓のみが多いですが、未婚女性の場合は、名のみも多いです。
お客様によって様々ですが、10.5mm~15mmくらいが一般的です。
認印 男女ともに姓のみが多いですが、未婚女性の場合は、名のみも多いです。
サイズは直径10.5mmか12mmが一般的です。※9mm~10.5mm丸のご印鑑にフルネームで彫刻することは、ほとんどありません。